これは唯一無二の大谷翔平選手に魅了され、野球を改めて楽しむようになった私の勉強記録である。
私と同様、大谷選手をきっかけに野球に興味をもった人は少なからずいるのではないかと思います。
野球楽しい!スゴいプレーが見れて幸せだわ〜(*´ω`)
ってなりますよね♪
でも、
いまいちルールがわからない。もっと知りたい!
という方がいるのも事実ではないかと思うのです。
そこで、そんな初級〜中級の方に向けて、勉強会と銘打ってブログに野球のことを書き連ね始めました。
もっと野球を、大谷翔平選手を味わいたいという方へ。
今回は、知って損なし
【観衆の妨害】について、みていきたいと思います。
ぜひ、一緒に学んでいきましょう(^^)
観衆の妨害とは
観衆の妨害とは、観衆がグラウンド内でプレーを妨げることを指します。
野手が明らかに触れることができないスタンドの中ではあまり気にしなくてよいですが、どうしても最前列にいるお客さんはボールに触れることができてしまうので、妨害が可能となってしまいます。
最前列でなくても、物をグラウンドに投げ入れるなどの行為で選手のプレーを妨害した場合も、これに該当します。
それから、選手はスターですから、触れてみたい!なんて考えてしまう方がいても仕方がないかもしれません…。
それでも、妨害をすることはよくありませんので、選手に触れないようにすることが大事になってきます。
何を妨害したのかが肝心
観衆の妨害が起きたとき、対処は画一的に決まっているわけではありません。
画一的にしてしまうと、意図的に妨害するようなことが起こり得てしまうかもしれませんので、状況に応じてというのがベストでしょう!
流れとしては、まず即ボールデッドとなります。
その後、その妨害が
- 打球や送球に対する妨害だったのか
- 野手に対する妨害だったのか
審判がこのいずれかであったのかを判断し、アウトなどの結果を出します。
前者の場合は審判の判断で、
「もし妨害がなかったらどのような状態になったか」
という視点で判断を下すことになります。
後者の場合は、バッターアウトの判定となります。
ちなみに、2024年のワールドシリーズで後者のプレーがありましたね!
↓↓↓ムーキー・ベッツ選手への妨害
このとき、1塁塁審が右手で左手首を握り、「観衆の妨害」を宣告し、即アウトの判定を下しているのがわかります。
ベースボール大国アメリカ、熱意はわかるけれど日本では起こらないだろうということが起こるんですね^^;
打球や送球に対する妨害の判定例
打球や送球に対する妨害であった場合、「もし妨害がなかったらどのような状態になったか」という視点で判定するとお伝えしました。
ここで例をあげましょう。
シチュエーションは1アウト3塁。
バッターがフェンスギリギリの大飛球を打ちましたが、それは、野手が捕球可能な打球であったとします。
それを観衆がフェンスの前に手を出して、妨害する形で捕球した場合、どうなるのか。
この場合、妨害がなければ外野手が捕球をして、ランナーは犠牲フライで本塁に戻ってこれたであろうと判断し、
「得点を1点みとめて、2アウトランナーなしで再開」
という対応になると考えられます。
もしその時、前進守備で明らかに追いついてなかったとするのであれば、
「得点1を認め、1アウトランナー2塁」
という判定もあるでしょう。
仮に、内野手が捕れるような浅いファウルフライであれば、犠牲フライは困難であると判断し
「2アウトランナー3塁で再開」
ということも考えられるでしょう。
必ずしもそうなる、ということは言いきれませんが、概ねそうなったであろうという判断になります。
互いのチーム同士にも不利益がないように配慮された良きルールなんですね(^^)
まとめ
観衆の妨害とは、観衆がグラウンド内でプレーを妨げることを指します。
観衆の妨害は、打球や送球に対する妨害なのか、野手に対する妨害なのかで判定が異なる。
前者の場合は「もし妨害がなかったらどのような状態になったか」で判断し、後者の場合は「バッターアウト」となる。
以上、観衆の妨害としてまとめました。
今回の内容を踏まえて、自身が観衆となるときには妨害を行わないように注意しましょう!
また、妨害が発生したときにも、冷静に見極められるようになりましょう!
それでは、また次の勉強会で♪
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