【バント編】大谷翔平の試合をもっと味わうためにVol.8

野球を、大谷を楽しむために

これは、大谷翔平選手の規格外なプレーに魅了され、改めて野球を学び直すための勉強記録である。

私は高校卒業後より野球のプレーこそしていませんが、最近メジャーリーグを観るようになりました。

そして、観戦して思ったことは「楽しく観戦するにもルールの把握は必要」ということです。

なんでも基礎がないと楽しめないですからね(^^)

小さなルールにも触れていき、真に野球を理解した状態になるため、勉強記録として書き続けます。

この記録が私と同じように、野球を知ろうとされる方の参考になるなら、そんなラッキーなことはありません。

それでは、今回で8回目の勉強会

【バント】についてみていきたいと思います♪

送りバント

送りバント「送り」とは、得点のチャンスを高めるためにランナーを次の塁へ送る、という意味があります。

右バッターは左手はそのままに右手をバットの真ん中らへんに持ち、ころころと転がすやつですね。

↑↑ちょっとバットの持つ位置怪しいですが、こんな感じのやつです

送ることが目的なので、バッターはアウトになる前提で、確実に成功することが求められます。

メジャーリーグでは特にみることが少ないですが、ここぞの要所では使われています。

ここぞで使うということは、有効な戦略ということですね!

テレビでみていると、成功しているシーンでは簡単にやってのけているように見えますが、

めっちゃ難しいんです!

私は高校野球レベルではありましたが、それでも難易度はありました。

一度バットと軟式ボールに指を挟まれたことがあり、バント恐怖症になったことも…(それは下手過ぎるってもんだろ)

プロともなるとあの豪速球や変化球に対してやるのですから、絶対怖い(笑)

しかも、ただ転がすのではなく、ランナーを進塁させられるところに転がさなければならないので、技術も求められます。

難易度、重要度ともに高いのがこの送りバント

どうでしょう、送りバントの見え方が変わってきたでしょう??

セーフティーバント

今度はセーフティーという言葉がついています。

つまり、セーフになる目的で行うバントということになります。

バットは送りバントと同じように握りますが、いち早く一塁へ向かうため、走りながら行うといった特徴があります。

足の速い選手がやるイメージですが、普段はやらないだろうというような選手がすることで、相手は意表をつかれアウトにできなかったりするのも面白いところです!

大谷選手も年に数回ですがトライしており、数回しかしないので相手も意表を突かれるのです。

しかし、大谷選手の場合は単打で済むので相手はむしろホッとするかもしれませんね(笑)

スクイズ

スクイズとは、ノーアウトまたはワンアウトでランナーが3塁にいるときにバントで点をとる戦略です。

コロコロと転がすだけではもちろんホームでアウトになってしまうので、ランナーはピッチャーが投球動作に入ると同時に走り出します。

ランナーはホームに向かって盗塁をするイメージですね!

ここで大事なのは、

バットにあてて転がすこと

これができれば成功率は高くなります。

しかし、ゴロが速すぎたり、作戦が読まれて策を打たれている場合には失敗になることもあるので、悟られず、タイミングよく行うことも求められます。

基本的に強打者には使わなくても点をとれる確率は高いので、プロの世界では投手戦のように拮抗した展開など、よほどのタイミングなどに限定されることが多いでしょう。

スリーバント

スリーバントとは、ツーストライクと追い込まれた状況でバントをすることを指します。

通常、ツーストライクから打ちにいってファールになったときは、同じカウントで打ち直しになりますが、このスリーバントでファールのときは三振の取り扱いとなります。

俗にこれを「スリーバント失敗」と言います。

ですので、ツーストライクからバントをすることは基本的にはあまりありません。

バスター

これはおまけになりますが、バスターという打ち方があります。

バスターはバントの構えで待ちますが、ピッチャーが投げるタイミングで打つ構えに切り替える打法になります。

バントをするような機会では内野手はバントシフトをとりますので、そのシフトの隙を狙ってチャンス拡大を狙います。

しかし、打ちにいくと内野ゴロでダブルプレーになるリスクもありますので、お目にかかるのは本当に稀といったところになります。

バント小技と侮るなかれ

送りバント

セーフティーバント

スクイズ

これらが主なバントになります。

一見、華がないようなプレーに見えるかもしれませんが、戦略的に重要度が高く、難易度も高いプレーなんです。

テレビで見るときは、ぜひ拍手を送っていただきたいと、心から思います!

ちなみに、バントのときも足がバッターボックスから完全に出てしまうとアウトになってしまうので、今後バントされる方はご注意くださいね☆

以上、第8回目の勉強会【バント】についてでした!

それではまた次の勉強会で♪

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