これは大谷翔平選手の影響で、野球に再び惹かれてしまった男の、「改めて野球を知る」ための記録である。
おそらくですが、大谷翔平選手の試合は観るけど、いまいちルールとか用語とかわからないし、もう少し野球を知りたい、という人は少なからずいるんじゃないかなと思うので、一緒に学んで行けたらいいなと思ってます。
もちろん、大谷さんの話もできるだけ絡めて説明したいと思いますので、第2回の勉強会もよろしくお願いします!
今日も1回目に引き続き投手に関連するところになりますが、【投手の役割】についてみていきたいと思います。
先発投手
先発(せんぱつ)とは読んで字のごとく、先に投げる投手のことを指します。
先発投手の条件としては、一試合に100球程度を投げることができ、複数回をまたいで打者を何度も抑え込む力が求められます。
また、シーズンを通して故障せずにローテーションを守るということも、とても重要な要素になります。
ロサンゼルス・ドジャースに在籍している大谷選手や山本選手もこの先発投手にカテゴリーされていますね。
先発投手は長い回(イニング)を投げるので、投手の中でも華があるように私は感じています。
勝利数や奪三振数、防御率など、すごいピッチャーの指標がわかりやすいところも、華を感じさせるポイントだと思います。
ワールドシリーズに向かうドジャース、今シーズンは投手のケガが相次いでおり、フラーティー、ビューラー、山本由伸、この3投手に加え、ブルペン陣がどう抑えていくか、ワールドシリーズのひとつのポイントになるのは間違いないでしょう。
ちなみに、来季のドジャースはグラスノーやカーショーといった故障組が戻ってくると思われるので、2025年の先発ローテーションが今からとても楽しみですね。
中継ぎ投手(リリーフ)
中継ぎ(なかつぎ)、これも字面の通り、中盤を継ぐ投手のことを指します。
例えば、先発投手が6回まで投げたあと、抑えの投手までの間の7回と8回をまかせられるのが中継ぎ投手。
短いイニングということもあり、先発投手よりもゴリゴリに投げ込めるということと、打者も基本的には一試合で一度しか対戦することがない、つまり、捉えるチャンスが相対的に少なくなるので、抑えまでの間を中継ぎ投手でつなぐのです(中継ぎや抑えにつなぐことを継投(けいとう)といいます)。
今シーズンのドジャースは、この中継ぎ陣も本当に踏ん張っていたと思います。
フィリップス、ハドソン、ブレイシア、ハニーウェル、バンダ、カスパーリウズなどなど。
後日説明しますが、いわゆるブルペンデーにおいてもチームを支えました。
中継ぎ投手というのは数字であまり評価されることが多くないと思いますが、長いシーズンの中での中継ぎ投手の役割はとても大切になってきます。
ワールドシリーズ、そして来シーズンはもう少し楽になればとはおもいますが、引き続き活躍を期待したいですね!
抑え投手(クローザー)
抑え投手。クローザーとか守護神とか、いかにも難攻不落そうな感じですね(笑)
抑え投手の役割はだいたいは最終回、ひとつのイニングをまかされることが多いです。
1イニングなので、中継ぎ投手と同様に全力で向かっていけます。
また、抑え投手は威力のあるストレートや空振りのとれる変化球をもっていたりするので、中継ぎの中でも特に抑え込む力が強い投手が、抑え投手にまわることもあるようです。
ドジャースでいうと、安定感抜群のトライネン選手、そして、今シーズンホワイトソックスから途中加入したコペック選手がその役割を担いました。
どちらかというと、トライネン選手の方がメインの抑えとして起用されていたように思います。
他のチームをみても、パドレスのスアレス選手、メッツのディアス選手など、圧倒的に封じ込める力の高い投手がいますよね。
【クローザー=締め】という感じなので、これは打ち崩すのは難しいんだな、と思いましょう。
でも、それを打ち崩したりするなら、めっちゃ盛り上がりましょう!
投手の役割を意識して1試合をみてみよう
以上が投手の役割になります。
もっと具体的にいうと、ワンポイントの中継ぎとかロングリリーフなど、細かい役割もありますが、概ねお話した内容を頭に入れてもらえたら、役割の大枠は掴めているとおもいます。
大谷選手は先発、交代で出てきたバンダ選手は中継ぎ、締めのトライネン選手は抑え。
投手には向き不向きがあってその役割をまかせられています。
このように、役割の異なる投手がリレーをして試合を運んでいる点に、今後は注目してみましょう。
ちなみに、この記事をポストした今日はドジャース対ヤンキースのワールドシリーズ第1戦、フリーマン選手の逆転満塁サヨナラホームランでドジャースが勝利を手にしたゲーム。
めちゃめちゃ興奮しました!!
でも、家で大声を出したら、それにびっくりした下の娘が泣き出してしまいました(^-^;
普段は大きな声とか出さないので、とにかくびっくりさせてしまったようです。
でもそれくらいの試合展開でしたし、WBC準決勝以来の雄叫びを許してね(笑)
第2戦以降もめちゃくちゃ楽しみです(^-^)
それではまた次の勉強会で!
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