コミュニケーションエラーは仕組みが問題

いい習慣

私はサラリーマンだ。サラリーマンは会社へ行く。

そこにはたくさんの人がともに働いていて、信頼できる同僚や上司、不愛想だけれど仕事を素早くこなす後輩、どうみてもあまり働いていないけれど顔の広い彼や彼女。

いろんな人が集って、会社の目的に貢献できるように仕事をしている。

たくさんの人が集まると、そこにはたくさんの考えや意見があり、まとめるのが困難なこともある。

それでも、そうした意見の数々が、その会社や社会の役に立つ素晴らしいアイデアを創り出していたりする。

会社って素晴らしい!

でも、すべての会社がそうとも限らない。

多忙によるストレス、他者への不満、意見を言いづらい環境などなど。

個人個人がなんとか耐え抜いて、なんとか会社が回っているようなところもある。

その強弱は様々であろうが、それは問題であると言わざるを得ないだろう。

私の職場にだって、大小いろんな問題があるけれど、ここではつい最近私が体験した

コミュニケーション問題

について語りたいと思う。

ストレスの原因の多くは人間関係

まず、コミュニケーションエラーの話の前に、人間関係について触れておく必要があると思う。

仕事や職業生活の場面で強い不安、悩み、ストレスを感じている労働者の割合は、 令和2(2020)年は 54.2%という調査結果が報告されている。

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また、書籍「嫌われる勇気」でも、悩みの原因のほとんどは人間関係だぜって書いてあった通り、対人関係については全人類が向き合っていく必要がある。

世界の全人類が同じ書籍などから知識を得て、同じように立ち振る舞えば問題解決!

かもしれないけれど、そうはいくわけがない。

なので、このことについて知りたい、対処したいと考えている人は、本を一読して、実践に生かしていくのがいいのではないかと思う。

私も実践しており、効果は少なくとも感じている。

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不満やストレスが溜まると問題が強くなる

職場の環境に不満をもつ。これはもしかしたら多くの人に心当たりがあることかもしれない。

私だってある。

「ウチの部署だけ多忙で、となりの部署は毎日定時あがり」

「上司のお気に入りの人ばかり優遇されている」

「歩合給でもないのに、こなせる人に仕事が集中している」

こんな考えが、不満やストレスの知識を入れた今でも、頭をもたげてしまうことがある。

それ自体を完全に抑えるのは、訓練次第でいくらかはコントロールできたとしても、相当に難しいなと思う。

このような不満が止むことなく降り注ぐとどうなるか。

他者へ非協力的になったり、文句を周りに聞こえるように話したりする人がでてくる。

わざと自分を腫れ物のように仕立て上げ、「関わってくれるな」というような立ち振る舞いをする人さえいた。

こうなるとうまくいくものも上手くいかない、

だから、まずは私たちだけでも、不満やストレスを自覚することが必要だと思う。

ただ、爆発させたからといって解決するわけではない。

これに対する解決策と行動について考えたいと思う。

感情ではなく解決が優先 仕組化せよ

いま話してきた不満については、感情がメインのお話だった。

感情は役に立つこともあるけれど、不必要な場面で利用すると仕事がやりづらくなり、全体のパフォーマンスを下げてしまうことにもなりかねない。

そこで大切なこと。

「私たちはこの職場に何をしにきているのか」

これを思い出してください。

結局は、会社が経営安定・発展するように、社会に貢献するために仕事をしているのであって、感情を吐き出しにきているのではないのです。

なので、不満を吐き散らかすのではなく、どうしたら不満を吐かずに、良好な職場環境で結果を出せるか。これに注力しましょう。

不満とはコミュニケーションエラーからも生まれます。

コミュニケーションをとらずに、向こうがあれはやってくれるだろうとか、言わなくてもそれくらいやるだろうとか、こんな些細なことが大きな問題へと進展していきます。

この些細なエラーで私の職場も不満が爆発していました。

なので、なんとなく不文律で回すんじゃなくて、明文化したルールを設けた。

不文律は、

「すぐにAがBへ資料を渡す」

となっていたので、

「〇〇時までにAがBへ資料を渡す」

というルールにしてしまいました。

こうなると、Aが遅いとBがイライラすることもなく、AもBと共通の認識でできるため、心理的にも安心して作業ができるようになりました。

でもこれって、コミュニケーションがとれていたら起きなかったんじゃ?

そんなことも思ったけれど、「ルール化は最強」と、ある書籍を読んで認識をしたので、実践にうつせてよかったと思っている。

著者の安藤さんが言うような大したことじゃないかもしれないけれど、間違いなく着想を得ることができました。

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この考え方は、ともに働く人たちがイキイキと活動するためにも、とても価値のあるものと思います。

書籍って本当にすごい人たちの知恵や知識が手に入るので、読者の皆様も私も、これからも読む習慣を続けていきましょう!

そして、私たちの尊い仕事が、満足のいくものとなるよう取り組んでいきましょう!

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