世は円安と物価高の影響で、一般人がものを買う力が低下しているなんてことを耳にする。
これにはわたしも少なくともそうだと思う。
何気なく近所のスーパーでいつもとおなじようなものを買っても、以前と比べ千円以上は支払う金額が多くなっている。
こう書いていると、今年だけ特別困っているようにみえるが、家計管理が得意ではないので、毎年資金が足りないなぁなんて思っているのがホントのところだ(笑)
夏休みのニュースでは、海外や国内旅行を楽しんだ人たちがインタビューを受けている映像をよく目にする。
職場でも、旅行についての話題があがったりするので、この時期というのはとても暑くてウンザリすることもあるけれど、やはり人を旅に向かわせるようになっているのだなと思う。
このように、外部の情報を耳にすると、我が家も思い出作りにたくさん出かけなければならないのだろうなと精神的な影響を受ける。
7月は海水浴に行ったし、大分の実家にも帰省したし、8月もあとひとつくらい何か思い出作らせたいとは思っているよ。
そんな感じで、自分のなかで低予算でもどうにかできないかなって考えているところに、奥さんは子供たちに「水族館に行かないと夏休みーって感じしないよね?」とか言っている。
「水族館、行けないの?」って聞いてくるから、これは行かなきゃならんのだろうかと考え、遠回しに「ママの都合が問題なければ」と返した。
「都合」というのは「資金」という意味で届けって思った。
そしたら、カレンダーと睨めっこしてスケジュールを確認しだしたから、
「いや、そこが問題じゃないのよ」
って言いたかったけど、子供たちもその場に居たし言えず。
奥様は夜も子供たちの寝かしつけでそのまま寝ちゃうことが多いから、話すきっかけもなかなかできないものなんですよね。
家計を主に管理しているの私なので、ちょっと子供たちがいないところで予算の確認をしてもらえると助かるんだけど。
でも、「いや予算が…」って言って、「じゃあ残念諦めましょう」っていうのも何かいやじゃないですか。
無い袖は「全く無い袖」ではないけれど、「余裕の袖」ではないんだよな。
けれども、代案っていっても、こどもが遊べるところなんて近場じゃ思いつかないし、多分この「水族館に行く」は敢行されるのだろうと思う。
夏ってお金かかるーって思うのは、独身のときより今の方が何倍も強いと個人的には痛感している。
世の一般的な親たち、みんなよく頑張っているんだな。
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