今年も海へ マスクの下の宝石

家族のおなはし

をもっぱら感じるには、海水浴ほどのものはそうないだろう。

こども達もまだ小学生なので、海水浴にまだ喜んでくれる年ごろということ、

海水浴の期限は結構短いということから、夏休み初日に海水浴を決行した。

海水浴に行こうと考えるのは、我が家だけではないだろうが、より人が少ない時間帯を狙って行きたいと思っている。

なので、比較的お出かけのときは、朝の早い時間を計画する。

ただ、それが全て予定のままいくことは、そうない。

前日に準備ができていないのはよくあることで、この日も例に漏れず、空気を入れていない浮き輪が出発直前にみつかったり、荷物の準備を怠ったりしたことで30分弱のロスタイムが発生した。

さて、いざ上天草へ出発!

この日は事故などによる渋滞は発生しなかったので、スムーズに目的地に向かうことができた。

海水浴場に到着すると、去年は序盤貸し切り状態で、足跡のないビーチを体験することができたが、今年は先客が数組きていた。

その海水浴場は基本的に地元の人が利用するような小さなところで、トイレやシャワー室はあるけれど、海の家はないという規模感だ。

海に広さに対しての利用者の割合は少なめ。

我が家はこういう海水浴場が落ち着くなと感じる。

さて、泳ぐ前に必ずやった方がいいのは、日焼け止めをしっかり塗ること、ですよね。

日焼け止めにはちょっと思い出がある。

去年の海水浴のとき、長女に日焼け止め塗りをお願いしたのだが、彼女は当時、じゅうぶんに日焼け止めの重要性を理解していなかった。

背中に日焼け止め塗りをお願いしたのだが、指の跡がわかるようなまだらに仕上げられていた。

車の窓の曇ったところに絵を書くような感じに日焼けあとがついてしまい、銭湯にいけないレベルの出来だった。

なので、今年はTシャツを着たうえで、肌が露出した部分にしっかりと自分で塗ることにした。

いざ、海の中へ

海に入るとき、海水とのファーストタッチってとても冷たい。

ポイントは、まず太ももを浸けるときに軽く悲鳴をあげ、

そのつぎに、お腹あたりを浸ける瞬間に大きめのリアクションが避けられないところ。

そこまで浸ける前にこどもが水をかけてこようものなら、叱る(笑)

今年は割と早めに浸けられたので、あまりいじられずに済んだ。

私はカナヅチだ。

学生時代は泳げないのが嫌で、何度も授業をサボった。

なので、あまり水中というものに馴染みがない。

お風呂は入ります(笑)

去年は感じなかったが、今年はふと感じたことがあった。

肺がギュってなる!

ギュッと締め付けられる感覚は、もちろん、学生時代の甘酸っぱいそれではない。

単純に押されている感覚(笑)

泳げないし、肺を押されるし、海って不安になるから怖いなぁって思う。

でも、水上から見る空って、めちゃくちゃキレイ。それが好きだ。

その海水浴場は小高い山に囲まれた場所なので、澄んだ青と太陽に照らされた緑を一枚の絵のように見ることができ、おもわず目を奪われた。

私は思わず、「空の青と山の緑がキレイだ」って2回口にした。

妻からは、「いいなって思うとき、2回言いがちだよね」って茶化されたが。

長女は、コロナの影響でマスクをつけていないと落ち着かないようになった。

食べるときでさえ片耳にぶら下げていたりする。

この日は、さすがに海に入るので外していた。

太陽のもとで輝くその笑顔は、

なによりキラキラしていて、素晴らしい自然の風景よりも、

今日ここに来てよかったなと思わせるものだった。

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