私はおよそ5年前に読書を始めました。
もともと読書家ではなく
大人になってから本を読んだ記憶すらないほどです。
そんな私が読書を始めたきっかけは
大企業に転職したときのこと
同じ部署に「The.仕事がデキる人」がいたのです。
この方は私より二つ年上ですが、
知識やコミュニケーション力など
能力が圧倒的に違いました。
その時わたしは
「これは歳二つ違いの差なんかじゃない!」
とても焦りました。
理由としては陳腐なようにも感じますが、
社会人として恥じることのないよう知識を得るために読書を始めたのです。
今は習慣となり、あまり多くはありませんが
月に3〜5冊は読むようになりました。
そんな読書初級な私が
個人的に力になったと感じた書籍を
紹介させていただきます。
まずは
【シリコンバレー最重要思想家 ナヴァル・ラヴィカント】
この書籍は、シリコンバレーのアイコン的存在
ナヴァル・ラヴィカントさんが
共有した投稿記事、ツイート、対談だけで構成された書籍である。
そんな彼の書籍は大きく分けて2部の構成になっており
「富」と「幸福」について書かれています。
少しずつですがネタバレに極力ならないよう
簡単に触れてみたいと思います(^^)
ナヴァルさんってどんな人?
ナヴァルさんがどんな人かと言うと
特に、エンジェル投資家とスタートアップ起業家をつないで、起業を多方面から協力に支援するサイト
「エンジェルリスト」
の共同創業者、会長と知られている方です。
自身もエンジェル投資家として有名なんだそうです!
もはやすごすぎてよくわかりません(笑)
“富”について
まずはこちら
【「努力量」は勝負を決めない 「方向」を探り、定めよ】です。
努力量って子供の頃「努力しろ」とたくさん言われてきたので大切とは思っていたけど、
それだけではリッチにはなれないとナヴァルさんは言います。
さらにこう続きます
【努力は大事だけど、正しい方向に向けらなくてはならない】
方向を見定めることが大切!ということなんですね。
確かに、本書の例え話で出てきた
「週80時間食堂で働こうがリッチにはなれない」
というのも、感覚的にでもわかってしまうことだけど
改めて言われるとそうだなって…思います。
しかし、それほど想像に難くない言葉なんだけれど、
それを認識することが大切だと感じる教えでした。
では実際にどのような仕事をすればよいのか
その点についても本書では語られていますので
詳細は実際に本書を手に取って、
吟味するように吸収してもらえたらいいなと思います。
そして、
富を得るためには「仕事」をする必要があるけれど、
楽しくて仕方がない仕事につけるのが最強だとも書かれていた。
なぜなら、遊びのように好きで仕事をしている人が、
辛い思いをしながら働いている人より成果を出せないはずがないからだ。
「仕事」を見つめ直すために、
この【富】についての教えは
読んでおいて損は全くないだろう。
“幸福”について
この本の中で私が1番心にすり込んだ言葉がありますので、
まるっとそのままお伝えします。
「人生は夜のホタルの瞬きだ。
君がこの世にいられるのは、ほんの一瞬でしかない。
だから1分1秒を思い切り楽しもう。
くだらない欲望を求めて一生を過ごすんじゃない。
君がこの地球上で過ごす1分1秒は、本当に貴重なものだ。
君自身を幸福にできるかどうか、
何事もできる限りよいほうにとられられるかどうかは、君にかかっている。」
シリコンバレー最重要思想家ナヴァル・ラヴィカント 第2部 幸福より
この言葉と出会ってから、
遠慮や詮索はしない、
奇跡的に同じ時を同じ場所で生きている周りの人達と
素晴らしい仕事をしたい。
身の回りにいる人達が、本当に尊い存在だと
認識することができるようになりました^^)
私達はいつかいなくなり
全てが意味を失う。
だから楽しむ!前向きなことをする!
愛を伝える!誰かを喜ばせる!
少しでも多く笑う!今この瞬間を味わう!
自分にしかできないことをする!
この本の【幸福】については何度も読み返した。
多くの教えが私の血肉になったと思うが
まだ全てを実践できていない。
ここまで教えを染み込ませたいと思えるような本は
とても貴重だ。
私はカバンに必ず忍ばせている。
書かれていることを行動に移そう
この本に限定した話ではないですが、
教えが書かれた本は
著書からの教えは試してなんぼ、
身につけるまでが読書の本当の価値ではないかと
思います。
本書にありましたが
【日に1.2時間の読書で世界の0.00001%に入る】
だそうです。
私はやる気になります(笑)
相対的な価値を高めるわけではないてすが、
人がやっていないこと、かつ、良いこととされていることは
やってみない手はないですね(^^)
本書は他にもたくさんの教えがあります。
よろしければ次の1冊や
初めの1冊に本書はいかがでしょうか?
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