社会人になると、会社に行って働き、その対価としてお金をもらいます。
多くの人がそうやって社会を回しているのだけど、仕事=ストレスみたいな感じもまた、多くの人が思っていることではないだろうか。
私はそんなストレス社会を生き抜いていくために、精神科医の知識を利用している。
先日、その精神科医であり作家でもある樺沢紫苑先生の書籍「言語化の魔力」の中で、
「自己コントロール感」という言葉に惹き込まれた。
この言葉が出てきたのは、悩みを抱える人へのアドバイスが語られている箇所であったのだが、書籍の内容から例を簡単に説明すると以下の通りだ。
労働環境が劣悪。ストレスが多い仕事で、かつ毎日残業…そんなブラック企業に勤めて3ヶ月で「うつ」になる人がいます。
一方で、同じブラック企業に勤め、同じ仕事内容、同じ勤務時間で3年以上働いているのに平然としている人もいます。
この違いは何なのでしょうか?
答えは「コントロール感」の有無です。
実は「うつ」になった人は、忙しいことがストレスだったわけではありません。
忙しい勤務体制を、「自分でコントロールできていない」ことがストレスなのです。
「コントロールできていない」とは、「やりたくないことを、やらされている状態」のこと。
引用元:「樺沢紫苑著 言語化の魔力 p44〜45」
「仕事がストレス」は、もっと具体的に言うと、「やりたくない、わからない仕事がストレス」ということになります。
入社間もない新人社員がストレスで辞めてしまうのには、環境という要素もあるかもしれないけど、
「わからないことが多くて、自分では何もできない状態がストレス」
ということも要素としてはあるのだろうと思わされました。
どうしても、最初はわからないことだらけなので仕方ない!
けれど、どんどん知識を吸収していけば自分でコントロールできることが増えていく。
意識的にせよ無意識的にせよ、社会人2〜3年目がこのようにコントロールできる状態へなっていき、職場に定着していくのだと思う。
もちろん、あなたが明らかにブラック企業にいるのなら止めません!
そうじゃないなら、
キツイのはきっと今だけ、もう少しコントロール感を持てるまでやってみてはどうでしょう?
辞めるのはその後でもきっと遅くはないと思います♪
↓↓↓言語化の魔力、良書でした(^^)
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